2022年の稽古日誌

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稽古日誌

二線球磨と発で、2022年の稽古納め。

2022年最後の稽古は総勢9名。忘年会を控えて短時間だったので、少し先を見据えて、二線球磨と発を稽古しました。

  • 二線球磨の歩法
  • 二線球磨対練
  • 二線の発

長く稽古されている方が育ってきたこのタイミングで新しい方が参加して下さるのは本当にありがたいことです。今年も一年ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします(^^)。

初めての仲間と、大切な基準を一通り。

初参加のSさんを交えて、総勢6名での稽古でした。初めての方がいらっしゃったということで、一番の基本に戻りましたが、少し駆け足気味で、大事な基準を一通りやりました。

  • 左右体重移動→四隅の説明
  • 左右体重移動から足上げ
  • 合足での合掌功(腕を若干後ろから出発、前方では肩は動かさずに指をなるべく先に)
  • 合足盤旋功
  • 盤旋功から一線偏身への変化
  • 偏身での一線歩行の基本
  • 一線での合掌功対練

色々やりましたが、全てに四隅の基準が生きていることに気付いていただければまずは十分と思います。また、稽古が深まると、同じ動作であってもその中に別の稽古ポイントが見えてきます。刀禅の妙のひとつです♪

盤旋功を、ひたすら深める。

久しぶりの尾山台。総勢6名での稽古でした。右路左路と四隅の基準にまつわる稽古がある程度一巡したので、今日は盤旋功をメインに据えました。とにかくずっと盤旋功だったのでメニューを書く必要もないのですが、これまた奥深いもので、アーチや偏身、一線との関係の中で、一人一人得るものがあったと思います。対練まで辿り着けなかったのは残念ですが、これからも織り交ぜていきましょう。

左右の軸とアーチを、指先までつなげる。

総勢7名での稽古でした。左軸右軸の基準と共に、身体を操作する源であるアーチを意識する稽古として、ひとつ新しい稽古方法を試みました。

  • 竹尺合掌上げ下げ
  • 竹尺合掌前後
  • 両腕水平での指伸ばし
  • 竹尺水平前後
  • 木刀で十文字合わせの対練

動きにはバリエーションがありますが、それを支えるアーチ構造はシンプルです。この原理は基本なので、折に触れて稽古しましょう。

右路・左路の基本に集中する。

総勢9名での稽古でした。Oさんが初参加ということで、一番の基本となる右路左路の基準の稽古に集中しました。

  • 二線体重移動
  • 竹尺合掌での二線体重移動
  • 肘を下での腕首回し
  • 竹尺水平上げ
  • 合掌対練

初心の方にとっては、重心移動や腕の平行上げだけでも全身総動員のしんどい稽古だったと思いますが、今日の稽古だけでも顕著な変化が見えて、刀禅の効果に改めて目を見張りました。基礎稽古は、やればやるほど味わい深いです。それから、今日はSさんが刀禅のwebページ作りのためにインタビューに来てくれました。かなり本格的で、出来上がりが楽しみです♪

合掌功と水平上げで、四隅を保つ。

一週空いて、総勢10名での稽古でした。前回の指伸ばしはひとまず封印して、合掌功と竹尺水平上げ、それに伴う四隅の維持に集中しました。

  • 竹尺水平上げ
  • 両腕を前に出しての腕首回し
  • 片方は前、片方は下の腕首まわし
  • 片腕は前、片腕は後ろでの腕首回し
  • 竹尺水平で後ろ向きに上げる(四隅を維持しながら)
  • 合掌功
  • 打拳水平上げの対練

水平に上げるという単純な動作ですが、実はふたつの動作の組み合わせであるという説明で動きの質が変わった人がちらほら。身体と頭の理解が連動すると面白いように伸るのはわかっていましたが、今日のように意図せずしてそれが起こった日はなんとも感慨深いものがあります。肝稽古のお酒が美味しゅうございました♪

指を伸ばす稽古から、肩と肘を見直す。

総勢9名での稽古でした。肩と肘は上半身の動きを邪魔する2大要素ですが、これが中々気付きにくいのが難点です。思い付きではじめた指伸ばしの稽古が、思いの外、良い解決法を提示してくれたかも知れません。

  • 竹尺水平上げ
  • 腕は曲げた状態で指伸ばしと二ノ腰を連動
  • 2人組で、腕と肘の状態を確認しながら指伸ばし
  • 竹尺平衡持ちでの腕振り

肩と肘が邪魔しなくなるだけで、初心の方を含めて、姿勢が大きく改善したのは収穫でした。もう少し研究してみたいと思います。

体重移動と竹尺で、基本の基準をつくる。

Hさんが初めて参加してくださり、総勢11名での賑やかな稽古になりました。一番の基本になる基準を、体重移動と竹尺水平で作りました。

  • 竹尺合掌での二線体重移動
  • 二線体重移動の足上げ
  • 四隅の説明
  • 腕軸の作り方
  • 竹尺水平上げ
  • 四隅と肋骨周りの意識の説明
  • (短時間)竹尺水平上げの対練

仙骨を巻き込みすぎることで起こる骨盤水平の崩れは熱心に稽古する人ほど陥りやすい病ですが、今日、それが解消される様を2回も目撃できて眼福でした。Sさんが提示して下さった要訣をはじめ、様々な知恵が蓄積されて、このあたりの処方箋が出来つつあるように感じます。すばらしいことです。ゆっくりでも、正しい基準を意識しながら正確に動く事が一番の早道です。焦らずにじっくりと練って行きましょう!

四隅の維持と圧縮を、木刀で確かめる。

総勢7名での稽古でした。四隅の維持とその圧縮をテーマにしたのです思い付きでトライした木刀を後ろに添えるやり方は案外良い感覚を養えました。、思いの外奥深いテーマでした。

  • 身幅での二線体重移動(難しかった)
  • スタンスを広げて二線体重移動。
  • 木刀を背中側下に添えて二線体重移動
  • 同じく、木刀を前下に添えて
  • 木刀を前に捧げての二線体重移動対練

思い付きでトライした木刀を後ろに添えるやり方は案外良い感覚を養えました。身幅の体重移動に戻りたかったのですが、残念ながら時間切れです。これはこれで課題があるので、また機会を改めてやりましょう。初心から熟練まで幅広く揃ったこともあって、実りのある、ありがたい日になったと思います。基準を外さず、じっくり練って参りましょう。

講習会の学びと、いつもの基礎稽古。

総勢8名での稽古でした。最近の稽古が馴染んできことと、先日のSさんの講習会の参加者が多かったということで、復習も交えつつ、いつもの基礎稽古との関係を吟味してみました。

  • アーチと3つの水平円の関係を説明
  • 竹尺合掌左右体重移動
  • 二線歩行
  • 合足歩行
  • 合足歩行と合掌功の連動
  • 木刀上下運動の対練

力の通し方自体はいつもの説明通りなんですが、視点が増えたことで、力の通り道がより明確に見えたと思います。返す返す、たくさんの視点をもらえながら稽古できる今の環境に感謝です。稽古の質が変わる予感がしています。一歩一歩稽古してまいりましょう!

基本を身体で確認し、引き球磨の対練へ。

本日初参加のIさんを迎えて、日吉史上最高記録、総勢11名での稽古でした。この何回かで繰り返してきた基本を身体で確認したあと、それらを総合する対練に移行しました。

  • 竹尺合掌二線体重移動(「壁感」を意識しつつ)
  • 竹尺水平上げ下げ
  • 二線引き球磨対練
  • 片方静止での二線引き球磨対練

最後にやった、片方静止での引き球磨は、その場で思いついた割には効果が期待できそうな予感がしています。自分の中を見つめながら修正する余裕があるのが大事なのかも知れません。このあたりはこれからの研究課題です。いずれにせよ、熟練者と初心者が互いに教え合うという刀禅の姿が実現できてきたのは、本当に喜ばしく、ありがたいことです。少しワクワクしている自分がいます♪焦らず練って参りましょう!

新しい仲間と、基本練功を重ねる。

総勢9名での稽古でした。ありがたいことに初心の方が増えてきたので、引き続き基本の練功に終始しました。

  • 竹尺合掌での二線体重移動
  • 合掌を少し前に張り出す稽古
  • 初動と体重移動のルート確認
  • 木刀合掌での二線体重移動
  • 腕と肘の関係を説明
  • 木刀の上下とその対練

特に、対練まで辿り着けたのは幸いでした。刀禅では、相手からの圧は自分を整えるために使います。これは「受ける」とは違う概念ですが、その妙は追々体で納得してもらうことにしましょう。今日の稽古が、対練とひとり稽古の対話の始まりになれば良いと思います。

二線の体重移動から、合掌功へ。

先週初参加のYさんが旦那さんを連れて、そして、Kさんが初参加してくれて、総勢10名での稽古になりました。初めての方がいらっしゃる時の常で、基本に戻った稽古をしました。

  • 竹尺合掌での二線体重移動
  • 二線の足上げ
  • 竹尺水平上げ
  • 四隅と肋骨周りの意識の説明
  • 合掌功

これらごく初歩の基準を作ることで、刀禅の要決のひとつである踵を踏むことがほとんど自動的に意識化できるのは、実は新しい発見でした。新しい方に参加していただけるというのはこういう意味でもありがたいことです。たくさん勉強させていただきました。ゆっくりと練ってまいりましょう♪

体重移動と足上げで、四隅を知る。

Yさんが初参加してくださり、総勢7名での稽古でした。初参加の方がおられたということで基本に戻って稽古しました。

  • 二線体重移動
  • 竹尺合掌での二線体重移動
  • 四隅の説明
  • 四隅を崩さない足上げ
  • 竹尺水平上げ

Yさんの姿勢や強張りがみるみる解消されていくのを目の当たりにして、改めて刀禅の素晴らしさを噛み締められました。また、合掌や体重移動の基準がわかると、間違いにくい独り稽古につながります。是非、自分なりに遊んでみてください。

二線球磨で、浮いている足を意識する。

総勢6名での稽古でした。3週間空いたということもあって、最近気になっていた、二線球磨の浮いている方の足の意識をまとめて稽古しました。

  • 足上げを伴う二線体重移動
  • 足を上げた時の骨盤の角度を確認→修正
  • 上げる時に同時に修正する(足を上げるということは、同時に骨盤を下げるということ)
  • その意識で二線歩行
  • 同じ意識で二線の対練
  • 合足歩行
  • 合掌功→纏

形は変わっていませんが、上げる足の基準を意識すると精度が段違いになります。このあたりは動きの精度にも直結しますし、刀禅全体の基礎になるので、丁寧にやりたいところです。それぞれの段階で練ることが皆の糧になります。これからもよろしくお願いします!

二線球磨・合掌功・盤旋功に通じる基準。

総勢4名の比較的こじんまりとした稽古でした。経験者中心だったので、兼ねてから話題にしたかった二線球磨、合掌功、盤旋功の全ての要になる(と私が思っている)基準をメインに稽古しました。

  • 太極起式
  • 盤旋功→その対練
  • 縦円→その対練
  • 歩まない二線球磨
  • 二線球磨

これまでも兆候はあったのですが、今日の稽古でKさんの二線球磨に大きな進歩がありました。まさに眼福。こういう瞬間に立ち会えるのが稽古会の醍醐味です。ありがとうございます。

引き球磨と合掌功、そのつながりを検証する。

総勢6名の稽古でした。前回とっさに思いついたの引き球磨の稽古法の効果が高そうだったので、今回も合掌功と絡めて検証しました。

  • 合足合掌功(なるべく指を遠くに)
  • ペアで圧力を伴わない引き球磨(背中のアーチを確認しながら)
  • その状態から引き球磨対練
  • 引き球磨+纏(難しそうだったので方向転換)
  • 水平竹尺を共有した引き球磨(束身を意識しながら)
  • 合掌功

案の定、背中のアーチを作るために引き球磨はかなり有効です。このあたりの意識が高まると、最新の稽古の理解も深まるように思います。日頃の鍛錬のヒントになれば(^^)。

引き球磨・背中・アーチを、少人数で練る。

今日のテーマは引き球磨と背中とアーチ。総勢4名と少なかったので、ひとりひとりに合わせた稽古が出来ました。

  • 木刀水平合掌功
  • 引き球磨
  • 圧をあえてゼロにした姿勢メインの引き球磨
  • 竹尺合掌対練(圧は変えず間合いを変える)
  • 木刀水平合掌功再び

背中のアーチは基本ですが、過渡的な課題でもあります。それを実感するために、対練は欠かせません。独り稽古へのフィードバックという意味でも、集まれる機会には対練の圧力を活用して練り込んで行きましょう。

合掌功に連なる、身体の連動を練る。

久しぶりのMさんを交えて、総勢5名での稽古でした。前回と同様、合掌功に連なる身体の連動を、独練と対練を交えて行いました。

  • 合足合掌功
  • 関連する腕回し
  • 合掌功の要略で二戦球磨の合わせ
  • 柱を使ったアーチの独練
  • 竹尺合掌の対練
  • 改めて合掌功

抽象化された要素が基本の動きの中に入るだけで稽古の密度が上がります。稽古の最初と最後の合掌功の中でその違いを感じてもらえれば十分です。焦らずに練って参りましょう!

経験者同士で、基本の合掌功に立ち戻る。

総勢5名での稽古でした。比較的キャリアの長いメンバーでの稽古でしたが、敢えて基本の合掌功とそれに連なる稽古に集中しました。

  • 合足合掌功
  • 一重身合掌功
  • 一重身合掌功の対練
  • 合足合掌功の対練
  • 木刀での合掌功対練
  • 発

対練を経ると、いつもの独り稽古に「実」が入ります。情報量は多いですが、頭で解る必要はありません。良質の繰り返しを身体に通して行きましょう(^^)。

合掌功から、木刀と発の稽古へ。

総勢6名での稽古でした。久しぶりのTさんがいらっしゃったということで、引き続き基礎稽古から始めましたが、最後は少し複合的な要素のある稽古になりました。

  • 合掌功
  • 木刀を持っての合掌功
  • アーチの解説
  • 合掌功の対練
  • 同じ対練を木刀で
  • 片足重心で合掌功対練(木刀)
  • 木刀で発
  • 合掌功で発

久しぶりに動きの中で発を打ちましたが、たまにこういう稽古をすると、ひとり稽古の密度が上がります。少し意識して対練と独り稽古のフィードバックをやっていきましょう。

初めての方と、アーチの基礎を学ぶ。

総勢8名での稽古でした。Tさん紹介のNさんがはじめて参加してくださいました。初めての方がいらっしゃったということで、基本の練功からはじめましたが、新しい人を最近開発された稽古から開拓したらどういう育ち方をするのだろう、という学術的な誘惑に勝てず、ちょっとアレンジした稽古になりました。

  • 木刀を持っての合掌功(難しかった)
  • アーチだけを使って合掌の対練
  • そのまま、くの字立ちで対練の歩行
  • 二線の体重移動
  • 竹尺合掌での二線の体重移動(垂直・水平)
  • 体側平行での合掌功(合掌してないけど)
  • 竹尺での揺籃法

地味な稽古ばかりでしたが、改めて、新しい方と熟練の方が同じ稽古の中で課題を見つけられるのは刀禅の素晴らしい側面だと思います。私自身も実りの多い稽古でありました。皆様、いつも本当にありがとうございます。

経緯手の腕振りと、骨盤周りのアーチ。

総勢6名での稽古でした。先週に引き続き、経緯手での腕振りと、それに連なる骨盤周りのアーチ構造に注目して稽古しました。

  • 経緯手での小さい前後並行移動
  • 経緯手で腕を固定した体の前後移動
  • 二線歩行の要決と経緯手の要決の関連性について説明
  • 二線での力のやりとり対練

手の三次元的な位置を固定しながら身体を動かすのは、案外、いつもとは違った意識が必要になることがあります。特にひとり稽古では、自分でできていると思い込まずに、ちゃんと基準を設けた確認が必須です。最後にやった二線での力のやりとりはかなり濃密でしんどいですが、力を出すという基本に直結するので、折に触れてやっていきましょう。

経緯手を手がかりに、刀禅の基準を確かめる。

総勢6名での稽古でした。経緯手での腕振りが同好会レベルで解禁されたのを機に、私なりに解釈していた、経緯手を使った刀禅の基準を明確にする稽古を紹介しました。

  • 経緯手での小さい前後並行移動
  • 経緯手で腕を固定した体の前後移動
  • 合掌功
  • 合足中段の歩法
  • 対練で一重身一線歩行

個人的な解釈が多分に入っていたので少し不安でしたが、姿勢の変化を見ていると、かなり本質的なところにアクセスできたのではないかと感じています。従来の基礎稽古と絡めつつ、色々試してみたいと思います。また、進化が加速しそうで楽しみです♪

一線を支える、背中のアーチ。

総勢7名での稽古でした。一線の基準を支える要決はたくさんありますが、この日は背中のアーチに注目しました。

  • 盤旋功
  • クワの使い方とそれに伴う上体の位置関係を解説
  • クワと上体を観察しながら盤旋功
  • 盤旋と一線歩行を組み合わせ
  • 青岸の対練(盤旋功を意識しつつ)
  • 青岸での風帆歩
  • 一重身での合掌功からの一線歩行

身体の中でやることは多かったのですが、思いの外、見た目の地味な稽古になりました。刀禅の必然なのかも知れません(笑)。私自身、稽古をリードしつつ、合点することがたくさんありました。一緒に稽古して下さる皆様には本当に大感謝です。引き続き練って参りましょう。

木刀を水先案内人に、青岸の対練へ。

総勢7名での稽古でした。一線に絡めた稽古を続けていましたが、今日は青岸の対練に集約しました。

  • 木刀を水先案内人にしての一線歩行
  • 先端の重さを後ろの重さでバランスする要決の説明
  • 木刀を前後で二本持ちして一線歩行
  • 青岸の一線歩行の対練
  • 木刀片手持ちでの対練

木刀の片手持ちは早いかも知れないと思いつつ取り入れたのですが、皆、あっさりと要点が体に入った様子。(オイラ、これわかるのに結構苦労したのに。。)「軽さを維持する」という感覚もつかんでもらえました。なんというか、感無量です。理を以て積み上げる稽古は裏切りませんね。これからもよろしくお願いします!

アーチから生まれる圧を、歩法につなぐ。

総勢5名での稽古でした。前回の流れを汲みつつ、アーチ構造から生まれる圧を歩法につなげました。

  • 木刀を持っての合足での合掌功
  • エントウを意識した合掌功
  • 合足での一線歩行
  • 木刀合掌功の圧を利用した一線歩行
  • その対練
  • 纏と合掌功を絡めた歩行

少し抽象性が高い稽古を続けましたが、本質的にはひとつの基準から力が生じていることがなんとなくでもわかれば御の字です。HさんとOさんの感想の通り、二戦球磨の独り稽古に相当する稽古体系になっていると思います。単純な割に要素が多いので、研究してみると実りが多いと思います。これからも折に触れてやっていきましょう。

アーチと木刀の動きを、歩法でつなげる。

久々のMさんを交え、総勢8名での稽古でした。思うところあって、少し抽象性を上げた稽古をしました。

  • アーチ構造の説明
  • アーチと連動した木刀の上げ下げ(合掌功)
  • 合足木刀中段での歩行
  • その対練
  • 一線でアーチと連動した木刀の上げ下げ
  • 一線の刻歩

抽象性が高いということは、色々なことが込められるということです。抽象度の高い独り稽古を、正しい意味での「型」として持っておくと、形の違う実りのある稽古を自分の力でその中に抽象化できるようになります。稽古人としては持っておかなければいけないものと思います。練って参りましょう!

合掌から、一線・二線の歩行へ。

総勢6名での稽古でした。歩法を行う上での基準を確認しました。

  • 合足合掌で胸を含む(背を張る)稽古
  • 合掌を合わせた対練
  • 一線歩行
  • 二線歩行

身体を使うために守るべき基準と、歩法を行なう上で守るべき基準は、本来一致するべきものです。ただ、過渡期として、それらを別々に稽古しておくのは、経験的にも悪くないと思います。それぞれの進度に合わせて、脇道も楽しみながら稽古して参りましょう。

基本の中に潜む、細かな意識を探る。

またもやFさんが足を運んでくださり、7名での稽古でした。前回の基本稽古で少し思うところあって、基本の中に潜んでいる細かい意識に目を向けてみました。

  • 合掌で胸を含む稽古
  • 竹尺合掌で二線体重移動
  • 竹尺合掌合足の対練
  • 竹尺なしでの二線体重移動。抽象性と具体性の行き来
  • 竹尺合掌で盤旋功
  • 竹尺合掌で右路左路転換

四隅の意識は普段から言っていますが、竹尺の基準を作ることで思いの外、皆それぞれに議題が見えたように思います。この辺りは大切なので、少し丁寧にやる時間を設けましょう。

津山の仲間と、基礎練功を一通り。

今日は、津山同好会のTさん、久しぶりのTさんを迎えて、総勢7名で稽古しました。津山で球磨の稽古を積まれているからこそ、いつも日吉でやっている基礎の稽古が何かの参考になればと思い、基礎練オンパレードの稽古になりました。

  • 竹尺合掌を使った平円相
  • 竹尺合掌での二線体重移動
  • 竹尺合掌での二線歩行
  • 腕振りを丁寧に
  • 竹尺を持っての腕振り
  • 合掌功
  • 竹尺合掌・合足での対練

色々と稽古の形式はありますが、右路・左路、そして、四隅の基準から生じる身体の連携が、刀禅の基本にして最初に自得するべき基準です。そして、私も含め、長く稽古している人でも、今回のような基本に戻るとまた得るものが多いと思います。いつもありがとうございます。練って参りましょう。

四隅の基準を整えて、腕振りを練る。

総勢7名での稽古でした。初心の方を交えてということで、久しぶりに腕振りを稽古しました。

  • 四隅の基準を整えつつ、腕を前後に伸ばす
  • 片手で竹尺を合掌、もう片手で腕振り
  • 同じ要訣で交互の腕振り
  • 竹尺を持っての腕振り(面性を意識しつつ)
  • 竹尺合掌で二線体重移動
  • 竹尺合掌・合足での対練

動きそのものは単純ですが、基準を厳密にすればするほど奥深さが増します。初心者には初心者の、熟練者には熟練者の課題があるのが刀禅の面白いところです。焦らず練って参りましょう。

右路・左路と、アーチの大枠をつくる。

遠路はるばるFさんが来てくださり、初心の方も含めて総勢8名での稽古になりました。基本に立ち戻って、刀禅の最も基本となる右路と左路の基準と、アーチ構造の大枠を作る稽古に終始しました。

  • 合掌で二線の体重移動
  • 二線の体重移動と納脚
  • アーチの説明
  • ペットボトルを使って背中側のアーチを意識
  • 竹尺を挟んで合掌合足で対練
  • 合掌功

単純な動きばかりですが、テーマはひとつです。また、経験が長いからこそ単純な稽古の中に込められる課題があります。それぞれの経験なりに、ひとつひとつ腑に落として参りましょう♪

平円相を、対人稽古で練る。

総勢5名での稽古でした。合掌での平円相の効果が思った以上に高く、今日は最初から対練で稽古しました。

  • 合足合掌で中心面に竹尺を挟んでの対練
  • 同じく単身での対練
  • お互いに竹尺を挟みながら右路左路転換
  • 合足合掌での盤旋功
  • 竹尺の撓みの圧を利用した歩行
  • 今日行った水平面と垂直面を統合する合掌功

ここにきて、対練から学べるものが言葉以上に大きくなって来たように感じています。稽古をすればするほど伸びる速さが増すのは素晴らしいことです。より地味に、より精妙に、より力強く練って参りましょう(^^)。

合掌の平円相を、歩行に生かす。

総勢6名での稽古でした。合掌での平円相を練っていましたが、ある程度馴染んだと思うので歩行を絡めて稽古しました。

  • 合足合掌で中心面をキープしながら歩行
  • 同じ動作を腰のアーチを意識しながら
  • 同じ動作を足の摩擦を意識しながら
  • 同じ動作をくの字で摩擦を増やして
  • 竹尺を挟んで対練(押し・引き)
  • 一重身での足運び
  • その対練

合掌を介して平円相を作ると、フィードバックとして骨盤周りが整うことが実感できれば良いと思います。また、今回の稽古で、課題がはっきり見えた方もいたようで、有意義な時間だったと思います。まさに「伸び代を作る体系」ですね。

平円相から、一線の歩行と打拳へ。

総勢5名での稽古でした。例によって平円相に焦点を当てました。

  • 合足合掌で背中の確認
  • 合掌のままで合掌した腕全体を緩まないように前後に
  • 合掌の対練
  • 合足合掌で一線歩行とその対練
  • 合掌での一線歩行とその対練
  • 片手で平円相を意識しつつ、一線の打拳

平円相と肋骨まわりの意識が整うと、対練での力の徹りも良くなることがわかってもらえたと思います。前回の竹尺を使った対練と合わせてもう少し続けていこうと思います。

合掌の平円相で、腕とアーチを連係させる。

久しぶりに京都のI君が来てくれて、総勢8名での稽古でした。前回に引き続き、合掌での平円相を通じて、腕とアーチの連係を稽古しました。

  • 基本となるアーチ構造と水平構造の説明
  • 合足で掌を下にした腕の上げ下げ(ビート板練功?)
  • 合足合掌で力の通りを確認
  • 合掌のままで、合掌を前後・上下・左右に
  • その組み合わせで、合掌での魔女の大釡練功
  • 合掌で竹尺を挟んで対練
  • 一重身で合掌を左右に
  • それを竹尺を挟んだ対練で
  • 平円相を保ちながら木刀の順逆

シンプルながら応用の広い稽古ができたと思います。最近の刀禅の稽古との親和性も良いと思うので、これはもう少し掘り下げて行きたいと思います。

平円相と、立ち方・歩み方の連携。

総勢8名での稽古でした。前回の稽古で、いい感触を得たので、合掌での平円相と刀禅の基本的な立ち方・歩み方の連携を試みました。

  • 基本となるアーチ構造と水平構造の説明
  • 合足での掌を下にした合掌功(合掌じゃないけど)
  • 合足で合掌平円相立ち
  • 竹尺を介した対練
  • 一線立ちと一線歩行
  • 一線立ちで合掌平円相立ち
  • 竹尺を介した対練

竹尺と平円相を組み合わせた対練は、個人的にかなりヒットです。ある程度アーチの意識があれば、初心者でも二線球磨・一線球磨に近い効果が得られる予感がしています。このあたりはまだ検討課題も多いですが、木刀を使った歩行に絡めながら、変化を見ていきたいと思っています。

青岸の基準から、平円相へ。

久しぶりのTさんを交えて、総勢6名での稽古でした。青岸の基準性をやっていた流れで、平円相の効果を強調してみました。

  • 右軸と左軸、基本となるアーチの説明
  • 木刀合掌での垂直円
  • 合足合掌での平円相とその対練
  • 竹尺を使った一線での平円相対練
  • 竹尺なしで一線合掌平円相とその対練

平円相で作られる水平面が、最初に説明したアーチ構造と直結することが感じ取れたら大成功と思っています。また、合掌での対練はなかなか良い感触だったので、小慣れるまで続けてみたいと思っています。とは言え、この辺りは私もまだ試行錯誤なので、一緒に研究できたら嬉しく思います。引き続きよろしくお願いします。

木刀の重さを、基盤で捕まえ続ける。

総勢4名でした。人数が少なかったので、少し実験的に、重さを基盤で捕まえ続けることを主眼に稽古しました。

  • 二線体重移動(片足にしっかり乗った状態で片足の前後動)
  • 木刀を合掌で垂直に保って二線体重移動
  • 木刀を水平に捧げ持ち、重さを使っての上下動
  • その対練
  • 魔女の大釡練功
  • 青岸で木刀を縦回転

色々な形でやりましたが、重さを骨盤に通したままで腕は軽く使う以外のことはしていないつもりです。少々抽象度が高かったとは思いますが、日常に還元しやすいテーマですので、是非、研究してみて下さい。

盤旋功と纏絲から、青岸の基準を練る。

総勢5名での稽古でした。前回、素振りも交えた青岸に手応えがあったので、そのベースになっている基準性に焦点を当てて稽古しました。

  • 合掌での盤旋功+腕の纒糸
  • 盤旋による上体の制御(左右45度の合掌の移動)
  • 同じ動作に腕の纒糸を合成
  • 内動を少しだけ
  • 青岸から纒糸を使って取り上げ

身体は、動いていないようで、案外勝手な動きをして帳尻を合わせようとする厄介な性質があります。それに気づくと稽古の密度が上がることがあります。身体の素振りのようなものです(笑)。変な癖を増やさないためにも、焦らずやっていきましょう。

打つ経験から、一線歩行へ。

2022年最初の稽古は3人での稽古でした。テーマは一線歩行と決めていましたが、少人数ということで参加者に合わせた稽古が出来ました。

  • 一線立ちの三次元的な意識
  • 青岸の基準
  • 青岸での打ち込み
  • 打ち込んでからの歩み
  • 一線を合わせての歩行

力を外に発揮するために、多少雑でも良いので「打つ」という経験が必要なのでしょう。打ち合わせたおかげで、「合わせる」という意識の密度が上がったように思います。こんな感じで、今年も地味~にやっていきましょう♪本年もよろしくお願いいたします!

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